自閉症の診断は素人ではとても難しいことですし、誤りがある場合も多いので必ず病院で医師の診察を受けた後に行って下さい。
診断方法としては幼少の時に見られる特徴的な行動パターンによって行われていますが、病院ではさらに詳しい検査をする場合もあります。
対人関係、言葉の遅れ、物事への強いこだわりが特徴として挙げられますが、その他にも耳で聞くよりも目で見る方が認識できるという特徴もあります。
これを元にして病院では言語の検査、行動の検査、発達の検査、絵の検査を行って最終的に自閉症か否かを診断するのです。
自宅で出来る診断としては特徴的な行動パターンに当てはまっているかどうかをチェックするくらいなので、それで不安があれば病院で適切な診断を受けるのが良いと思います。
自閉症の特徴的症状
まず言語の検査では、イリノイ式言語学習能力検査で本人とコミュニケーションを取りながら学習障害がないかをチェックします。次に語彙の理解力を検査します。
行動の検査ではブラゼルトン新生児行動評価法で新生児期の能力に適した行動をするかどうかをチェックします。更に発達の検査では運動や言語など広い範囲に渡って発達状況を細かくチェックし、更には日常生活を観察して一人ひとりの発達を診断するのです。
最後に絵の検査で患者さんの内面的な部分を調べることになりますが、これは一種の心理テストのようなものになります。これらの検査の結果を見て最終的に自閉症だと診断されるのですが、診断された後は毎日の生活の中で治療を行っていくことになります。
治療は療育と薬の2種類の方法があり、療育では普段の生活の中で言葉や行動を理解できるようにしたり、コミュニケーションが取れるようにしていく事を目指します。
薬は脳機能の改善薬や精神安定剤などが処方されますが、効果には個人差がありますので最初は少しずつ服用するようになるかと思います。
赤ちゃんと自閉症
自閉症は3歳くらいまでに発症すると言われていますが、幼い時は成長に個人差があるのでこれだけの情報では一概に診断することが出来ません。
また一つの病院だけではなく、セカンドオピニオンを利用していくつかの病院を回ってみたり、時期を見てもう一度受診することもおすすめします。
3歳くらいまであまり話さない子供もいますので、神経質にならずに大きな気持ちで成長を見守ってあげるのことは非常に大切な事です。 自分の子供のことを信じてあげてしっかりと守ってあげて欲しいと思います。
また自閉症は、家族全員の協力が必要になりますので一人ひとりが病状を理解して接していく事が重要です。
