広汎性発達障害というのは、生まれつきの発達障害ということが特徴として挙げられる脳の異常による障害です。
ふと気付いたときに、まわりの子どもと何かが違う...ちょっとうちの子は変わっている?と感じて病院に連れて行くと、広汎性発達障害と診断されるケースが年々増えてきています。
広汎性発達障害というのは、発達障害の中でも「自閉症」「アスペルガー障害」「レット障害」などを総称して広汎性発達障害と言われています。
自閉症の子どもは、言葉のに遅れや欠如が見られるというのが特徴です。これに対して、アスペルガー障害では著しい言葉の遅れは見られません。
そのため、広汎性発達障害の症状というのは、人によって多少なり症状の違いがあるようですが、大きな特徴としては以下の特徴があるとされています。
広汎性発達障害の症状
まず、対人関係においての異常が見られます。これは、なかなか友達関係が作れなかったり、感情が上手に表に出すことができないという特徴のほか、人と目を合わせることができなかったり、趣味やこだわりが他人と共有できず自分だけのものとして持ってしまうこともあげられます。
これだけの情報だけですと判断することは難しいですが、その他にも言葉やコミュニケーション能力に異常が見られるというのも特徴のひとつです。
子どもは成長に伴ってあらゆるコミュニケーション能力を身に着けていくこととなりますが、広汎性発達障害の子どもは、ひたすらオウム返しをしたり、言葉が周りの子どもに比べて著しく遅れているといったこともありますので、このようなことも大切な判断材料となります。
また、執拗な「こだわり」を持っているということです。例えば傍からみると、不思議に感じられることに強い関心を持っている、または興味を示すものがごく限られている、何かの細部に異常なほどこだわる、ということがあげられます。
広汎性発達障害の治療や支援
そのほか「グルグルと同じところを回る」という行動もこの特徴に当てはまります。
このような特徴を踏まえた上で、医師から広汎性発達障害と診断された場合は、まず大前提としてこの障害は先天性の脳の障害ということを理解してあげることが大切です。
また、本人の罪悪感などを取り払ってあげることも重要です。ただ、広汎性発達障害と診断されたからといって、その子どもが社会に適用できないというわけではありません。
社会に適用できるようになるための、訓練や対策が多く用意されていますので、こういったことを積極的に行っていくことで社会適用していくことは可能です。
お子さんではなくまずご両親が事実を受け止め、医師の指導のもと積極的な対応を取っていく事が、この障害において一番大切なポイントとなってくることは言うまでもありません。
